第20回 高校生によるバイオ研究発表会
バイオ甲子園2011
審査結果
最優秀賞    福岡大学附属大濠高等学校 生物部 (福岡県)
研究テーマ 「オオズアリの社会構造に関する研究」
〜多雌性コロニーにおける女王とワーカーの関係について〜
福岡大学附属大濠高等学校 生物部 (福岡県)
 
優秀賞   真和高等学校 生物部 (熊本県)
研究テーマ 「コウモリ糞に支えられた天狗山洞窟の食物連鎖」
真和高等学校 生物部 (熊本県)
優秀賞    熊本県立鹿本農業高等学校 バイオ研究会 (熊本県)

研究テーマ

「竹の堆肥化プロジェクト」
〜竹と人でひろがる未来の堆肥物語〜
熊本県立鹿本農業高等学校 バイオ研究会 (熊本県)
特別賞「(株)ネクスト」    高川学園中学・高等学校 科学部 (山口県)
研究テーマ 「山口県のオオサンショウウオの生態と保護について」
高川学園中学・高等学校 科学部 (山口県)

入 賞 九州国際大学付属高等学校 生物研究部 (福岡県)
研究テーマ 「皿倉山のマント群落」
―福岡県の6ヵ所(皿倉山・立花山・芦屋海岸・平尾台・福智山・英彦山)の調査にもとづく考察―
入 賞 愛媛県立小松高等学校 サイエンスクラブ (愛媛県)
研究テーマ 「竹のエネエコサイエンス」
―竹取翁の挑戦・未来のエネルギーライフー
入 賞 沖縄県立北部農林高等学校 園芸工学科 (沖縄県)
研究テーマ 「地域に広めよう ナゴランの魅力」
〜22年目の研究 開花調節と普及活動〜
入 賞 熊本県立氷川高等学校 科学部 (熊本県)
研究テーマ 「直翅目昆虫と食草の紫外部における色調と色素の定性」
入 賞 岡山県立岡山一宮高等学校 理数科 (岡山県)
研究テーマ 「アルテミア耐久卵の環境耐性」
〜孵化率の違いによる考察〜

講 評
 日頃の研究成果を惜しみなく発表してくれた高校生の諸君ご苦労様でした。

今回初めて今大会に参加して、発表のレベルの高さ、内容に対して非常に優れており驚きました。通常高校の生物クラブの仕事と言えば、どちらかと言えば高校教育の一環として、科学的思考をするための勉強という色彩が強いと思っておりましたが、それを超えるものがほとんどであったという感想でした。

  審査は、10名の審査員にてまず発表内容について、研究の論理性、科学性、プレゼンテーションのやり方、更に質疑応答と総合的に採点し最終的に選びました。しかしながら、点数は非常に伯仲しており最後決断するのはなかなか苦慮しました。

  今日の発表を聞きながら、自分自身が理学部生物学科の出身ということもあり、生態系の仕事、臨海実習など学生時代を思い出し、非常に懐かしく思っていました。その中で一つ、野外の活動は、苦労もありますが、楽しいものでもあります。反面ある程度の危険性が伴います。指導の先生方は十分注意を払っていただきたいと思います。

  最後に会場で高校生の皆さんが、ディスカッションに熱心に参加してくれたくれたことをうれしく思います。サイエンティフィックディスカッションは科学の分野では大変大切な事であり、どちらかと言えば日本人は下手と言われているものです。

  今後、今日発表してくださったあるいは出席してくださった高校生の皆さんが、更に科学的な思考を積まれるように切望してやみません。

最優秀賞:福岡大学附属大濠高等学校 生物部
「オオズアリの社会構造に関する研究 〜多雌性コロニーにおける女王とワーカーの関係について〜」
研究テーマの設定に対し、実験方法・結果および考察を論理的に良くまとめていた。また、発表態度、質疑応答の態度も大変良かった。

優秀賞:真和高校生物部
  「コウモリ糞に支えられた天狗山洞窟の食物連鎖」
文献をよく調べており、論理立てて研究を進めていた。また、地道な調査結果を良くまとめており、わかりやすい発表であった。

優秀賞:鹿本農業高校 バイオ研究会
  「竹の堆肥化プロジェクト〜竹と人でひろがる未来の堆肥物語〜」
循環型農業の推進、地域との連携というコンセプトで興味深い。研究内容も地道な取組を反映しており、実用化につながるわかりやすい発表であった。
バイオ甲子園2011審査委員長
 
次回は平成24年12月1日に開催予定です。
皆様のご応募をお待ちしています。
 
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