審査結果 | |
最優秀賞 長崎県立長崎南高等学校 土橋バイオグループ (長崎県) | |
研究テーマ | 「長崎県農産物キクイモの機能性解明と食品開発」 |
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優秀賞 鹿児島県立国分高等学校 昆虫班(鹿児島県) | |
研究テーマ | 「屋久島方言ツクツクボウシの研究II」 〜幸屋火砕流による分布拡大仮説の検証と分布拡大経路の解明〜 |
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優秀賞 宮崎県立宮崎大宮高等学校 生物部(宮崎県) | |
研究テーマ |
「ハクセンシオマネキの生殖行動の鍵刺激と雌雄判別に関する研究」 |
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入 賞 | 福岡県立八女農業高等学校 バイオ部(福岡県) |
研究テーマ | 「誰でも簡単!雑草抑制剤の開発を目指して」 〜アレロパシーを利用した研究〜 |
入 賞 | 大阪府立園芸高等学校 フラワーファクトリィ科 ハニービーサイエンスクラブ(大阪府) |
研究テーマ | 「猪名川の外来植物調査報告」 〜ミツバチを用いた環境調査から分かった事(外来種は本当に悪者か?)〜 |
入 賞 | 沖縄県立名護高等学校 生物・化学部(沖縄県) |
研究テーマ | 「仔だくさんソードテールは海越えず!?」 〜名護市我部祖河川におけるカダヤシ科魚類の繁殖に関する一考察〜 |
入 賞 | 大分県立玖珠美山高等学校 地域産業科 チーム野菜(大分県) |
研究テーマ | 「バークを中心とした循環型農業の展開 校内から地域へ PartV」 〜バークマットの地域への定着と限りなき可能性を探る〜 |
入 賞 | 佐賀県立伊万里農林高等学校 食品化学科(佐賀県) |
研究テーマ | 「伊万里から発信 黒米の魅力!」 〜地域食材を使った商品開発プロジェクト〜 |
入 賞 | 熊本県立済々黌高等学校 生物部(熊本県) |
研究テーマ | 「熊本市近郊のカエルの分布調査」 〜ヌマガエルの背負いし謎 三年間の軌跡〜〜 |
掲載は発表順 |
講 評 |
26課題の応募があり、そのうち選抜された9課題の発表でした。 分野別では、生態に関する研究が5課題。特産物を利用した新たな商品開発が2課題、持続的農業に関する研究が2課題で、基礎から応用まで幅広い発表を聴かせて頂きました。 審査員は研究内容、プレゼンの仕方、あるいは質疑応答等を踏まえ総合的に採点したのですが、さすがに予選を勝ち抜いてきただけあり、点数のばらつきが少なく本当に苦慮致しました。 全体的な感想としては、年々プレゼン能力が向上していることを実感致しました。 研究は内容も重要ですが、要点を整理して正確に相手に伝えること(プレゼン)がとても重要であり大事な能力だと思います。 これは研究のみならず様々な分野で将来役に立つツールとして、持って頂ければと思います。 また質問が当初少なかったですが、後から活発になって良かったと思いますし、その応答も良かったと思います。 ほか発表会後の意見交換会でも活発にディスカッションしている様子が伺え、良かったと思います。 最優秀賞に選ばれた長崎南高校の課題は人への効果の試験について、適切な手続きをふまえて行っていたこと。実用化の一歩手前まで来ていることが評価されました。 また分析評価においても、高度な設備がない中独自の分析方法を工夫開発し、相関も行っていたことも評価されました。 優秀賞の国分高校と宮崎大宮高校の課題は、地道なフィールドワークと的確なデータの蓄積、さらにそれらに基づいた考察が評価されました。 皆さんの日頃の研究活動と、活動を支えご指導された先生方のご努力に対して敬意を表すると共に、来年も皆さんあるいは皆さんの後輩がまたバイオ甲子園にチャレンジしていただける事を願っております。
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バイオ甲子園2016審査委員長
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次回は平成29年12月2日に開催予定です。 皆様のご応募をお待ちしています。 |
活動報告にても当日の風景ご紹介しています。 |
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