審査結果 | |
最優秀賞 長崎県立島原農業高等学校 食品加工部 (長崎県) | |
研究テーマ | 「規格外枇杷の有効利用法について」 〜枇杷の保存方法及び米粉製品の開発と普及〜 |
優秀賞 ノートルダム清心学園清心女子高等学校 生命科学コース (岡山県) | |
研究テーマ | 「アカハライモリのクローン作成」 |
優秀賞 宮崎県立宮崎大宮高等学校 生物部 (宮崎県) | |
研究テーマ |
「白色のカニは何色が好き?」 〜ハクセンシオマネキの行動と光の波長〜 |
特別賞「化血研」 愛媛県立今治西高等学校 生物部 (愛媛県) | |
研究テーマ | 「クマムシの乾眠耐性と活動移行条件に関する研究」 |
特別賞「日本食品衛生学会」 熊本県立第二高等学校 理数科 課題研究 環境班 (熊本県) | |
研究テーマ | 「雑草から水素を発生させる研究」 〜廃棄物からエネルギーを取り出す〜 |
入 賞 | 広島県立庄原実業高等学校 食品工学科 食品化学専攻班 (広島県) |
研究テーマ | 「唐辛子・生姜及びトマト入りグリッシーニの機能性評価」 |
入 賞 | 福岡県立東筑高等学校 生物部 (福岡県) |
研究テーマ | 「コオロギの鳴き声の研究」 〜コオロギの翅の動きは自動車なみ〜 |
入 賞 | 大分県立大分上野丘高等学校 生物部 (大分県) |
研究テーマ | 「オオカナダモの原形質流動における特徴」 |
入 賞 | 群馬県立大泉高等学校 バイオテクノロジー科 植物バイオ研究部 (群馬県) |
研究テーマ | 「シモンイモの好適培地の検索」 |
講 評 |
今年も全国から30近い申請を頂きまして大変嬉しく思っております。 発表内容はどれも素晴らしく甲乙付けがたく審査するのに苦労しました。 特に今回最優秀賞、優秀賞受賞の3校は、流れるようでかつ、ストーリーがしっかりしたプレゼンをされ、非常に難しい内容でも非常に分かりやすい説明を頂いたこと、研究の着眼点がユニークで素晴らしかったことが評価されました。 プレゼンテーションの技術も年々向上しており、毎年驚かされています。PowerPointを使いこなして、なおかつ色使いやアニメーションを駆使してプレゼンをすることは、達成感もありますし、聞く方も感動を覚えます。私もエンジニアとして過去にいろいろプレゼンの機会がありました。その時、相手が何を聞きたがっているのかを相手の立場になって考えるのと同時に、次の3つの視点を明確にすることの重要性を痛感しました。1つは自分の話を単に理解してもらいたいのか、2つめは、感想やアドバイスを求めているのか、3つめに自分が話したことで、相手に行動を起こしてもらいたいのか。この3点です。これは単にプレゼンだけではなく、人と人とのコミュニケーションの基本だと思います。 皆さんが今後大学に進学されたり、社会に出られたとき、もちろんプレゼンもあるかと思いますが、人と交渉したり、或いは人を説得したりする場面が多々あると思います。そのときにこういったことを少しでも思い出して、是非ともコミュニケーションの達人になって頂きたいと思います。 そして今日の経験を是非とも皆さんの次のステップアップの1頁にして頂きたいと思います。 今日は、皆さんの日頃の地道な研究の結果とご指導頂いた先生方の大変なご努力。この結果が見事に結びついた、なおかつその成果が十二分に発揮された素晴らしい発表会だったと思います。本当にお疲れ様でした。 |
バイオ甲子園2014審査委員長 |
次回は平成27年11月14日に開催予定です。 皆様のご応募をお待ちしています。 |
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