〜大隅諸島産ノコギリクワガタの多様性の秘密と亜種分類の妥当性〜
優秀賞 長崎県立島原農業高等学校 食品加工部(長崎県) | |
研究テーマ | 「産業廃棄物『おから』の有効利用法の研究」 〜温泉水分解でのシイタケ菌床栽培用の開発と普及〜 |
優秀賞 沖縄県立南部農林高等学校 農業経営部(沖縄県) | |
研究テーマ |
「コーヒーの粕かな可能性」 〜コーヒー粕の飼育化に向けた取り組み〜 |
特別賞「化血研」 大分県立大分舞鶴高等学校 科学部生物班(大分県) | |
研究テーマ | 「カイコガの糞の研究」 〜幼虫の糞の形成とその利用の可能性〜 |
特別賞「らくのうマザーズ」 大阪府立園芸高等学校 ハニービーサイエンスクラブ(大阪府) | |
研究テーマ | 「ミツバチの飼育に有効な飼料(代用花粉)の開発」 |
入 賞 | 愛媛県立新居浜工業高等学校 環境化学部(愛媛県) |
研究テーマ | 「シイタケ廃菌床による染色排水処理方法」 |
入 賞 | 宮崎県立宮崎大宮高等学校 生物部(宮崎県) |
研究テーマ | 「白色のカニと青色の光」 〜ハクセンシオマネキの行動と光の波長II〜 |
入 賞 | 広島県立広島国泰寺高等学校 理数ゼミ生物班(広島県) |
研究テーマ | 「カイミジンコの底知れない能力」 |
入 賞 | 熊本県立苓洋高等学校 科学部(熊本県) |
研究テーマ | 「カヤノミカニモリの季節移動と海水温変化との関連」 |
講 評 |
全体的に高校生らしい活気に満ちあふれた素晴らしい発表であったと思います。 さすが予選を勝ち進んでこられただけのことはあり、プレゼンテーションのみならず、質問に対する受け答え方もしっかりできていたと思いますし、よく練習を積んでこられているという印象を受けました。 また、フロアーの高校生の皆さんからの質問が大変活発でこの点も良かったと思います。今年の発表は基礎的な研究から応用的な研究まで、それぞれ研究分野は違っておりますが、いずれも高校生らしい地道にデータを積み上げられた研究が多かったと思います。 どの研究内容も非常にレベルが高く、我々審査員順位を付けるのに大変苦労いたしました。今回は接戦でした。 最優秀賞の鹿児島県立国分高等学校は地域の歴史に関連した研究テーマで、広範囲にわたるフィールド調査、それと形態学的及び遺伝学的解析を行ったとてもレベルの高い研究内容であった点が高く評価されました。 優秀賞の長崎県立島原農業高等学校は産業廃棄物である、おからと地元の温泉という資源を有効利用した実用的な研究成果である点が評価されました。 また、沖縄県立南部農林高等学校も同様にコーヒー粕を有効利用した飼料を開発し、経済効果まで検証し実用化が進んでいる点が評価されております。 今後同じ研究テーマで研究を継続されたり、あるいは新しい研究テーマにチャレンジされたりして来年またこの会場で皆さん、もしくは皆さんの後輩が発表されることを審査員一同期待してお待ちしております。 |
バイオ甲子園2015審査委員長 |
次回は平成28年11月19日に開催予定です。 皆様のご応募をお待ちしています。 |
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